12.11.25 F. Dream Hiratsuka DUNLOP CUP 120 minute Endurance Race Final Round








大井松田カートランドさんのレンタルフェスタに続き こちらもシリーズ最終戦!

F.ドリーム平塚さんのダンロップ杯(以下 D杯)でございます!!


今期は無謀(笑)にも大井松田さん、Fドリーム平塚さん(以下 F鳥さん)共々の耐久レース、最高峰シリーズに参加させていただいておりましたが ようやくこの1戦で1年の区切りとなります。

もっとも こちらのD杯はシリーズと言っても 元々ポイント争い云々以外に参戦意義を見出した関係上、シリーズ何位とか気にせずに戦っていた分

精神的に楽なはずではありましたが、そこは最高峰の舞台、一瞬でも気を抜けば たちまち最下位に転落するとゆう なかなか過酷なシーズンでもありました。

まぁ 元々 絶対スピードに欠けるウチのチームとしては当然の展開ではあったわけですがね(苦笑)


ごく一部の方々にはシーズン開幕前に告知済みではありましたがワタクシとガミンさんは とある目標を掲げ

それを実現すべくD杯参戦をF鳥のイノウエ塾長に直訴したことが今シーズンの始まりでした。

今はどうなっているのか定かではありませんが数年前までは参加ドライバーに対して オーガナイザーさんに認められなければ参加することすら敵わなかったこのD杯、正直 自分たち2人のスピードで、

スキルで、参加を認められるか、当初は半信半疑でのスタートではありましたが 無事 イノウエ塾長に認可をいただき 参加台数も何とか許容台数内であることが決まり晴れてシリーズ参戦となりました!


今までは金網の外やバルコニーからしか見たことがなかったD杯・・・

3年前、最初に見たこのレースは強烈なほどの緊張感、そしてハイレベルな攻防、とワタクシにとっては遥かに高い場所に存在していた 良く言えば憧れの、悪く言えば魑魅魍魎の住む世界でありました。

いつかは そこで戦ってみたいけど そこで戦っていけるスピードもないし スキルもない・・・

このシリーズを戦って疲弊してしまった方々も見てまいりました。

でも そんな負のイメージも外から見た外野の印象でしかありません。

そこに飛び込んでみて 1年 戦ってみて はたしてそう感じるのか?

前記の目標とは別に チーム二人で開幕前に誓ったことは「一シーズンを戦い抜き 決してD杯とゆう存在に己が呑みこまれず 最後まで楽しくカートに乗り続ける」ことでした。

そしてその結果は・・・

これも後ほど触れましょう!


さぁ!D杯最終戦、T’z Project 8ロッカーズの最後の戦い!

レポートの始まりですよぉ〜☆








さてさて!

このD杯は正コース、逆走、コース変更のいずれかで開催されるレギュレーションでありますが、まさかの開幕戦 正コースで開幕し

2戦目
逆走、3戦目 正回りのコース小変更、4戦目 逆回りのコース変更、とこのパターンでくると今回は正回りです。

問題は正コースなのか、それとも正回りコース変更なのか、ですね!

何しろ絶対的な練習量が足りていない我がチーム、昨年のドリーム耐久参戦シーズンは 御金払って練習した記憶が無い

とゆう惨状、今年は走れるTIAスーパーバトルには必ず参加しているとはいえ この最高峰を戦うには・・・

特に正コースでレースとなれば練習が絶対に活きてきますからね。

できればウチとしてはコース変更が・・・

の思いも空しく当日の朝に見たコースは正コースそのものでした。


あちゃ〜!こりゃあマズいゾ〜!

と、1度は思ってみたものの 開幕戦でのレースでトップから3周遅れとなった結果を今回と照らし合わせて現状がどのくらいなのか、比較するには丁度 良いのでは、と思い直しました。

ここまでの4戦、圧倒的にスピードで劣るウチのチームではありますが 予選タイムアタック、決勝レース共々まだビリになったことがありません。

最後までビリになるものか!、その意地を試すためにも絶好の機会!

これを乗り越えてこそ ワタクシたちの2012年 D杯を終えれるとゆうものですね〜☆








そう!そう!

今まで あまりレポでは触れてきませんでしたがF鳥さんのレースでは受付け終了後、コースの完熟歩行があるのですが 今回、ここでマツネン君が二人に色々と秘策をレクチャーしてくれました!

今まで気がつかなかった発見がありガミンさんと二人で目から鱗 状態でしたね〜(笑)

実は ここで教えていただいたことが後の決勝レースで活きることに♪

マツネン君、ありがと〜☆


で、完熟歩行が終わると いつものようにドライバーズミーティング、ここで引き当てたカートは35号車!

前回の第4戦でALL BLACKSさんがトップと僅かな差で2位となった個体ですから なかなか期待できそうです♪


ん?

35号車と言えば・・・

ラストゼッケンですから予選アタックはオオラスです!

今回のアタッカーはガミンさん!

良かったぁ!オレじゃなくって(笑)


カート抽選が終わりシート合わせをし ウエイト調整が済むと練習走行のスタート!

ここは いつもと同じくワタクシからコースイン!

前回のようなタイヤの前後バランスも悪くなく 操縦性は良いようです♪

エンジンも特別に伸びる、とは思いませんが息つきも無く こちらも好バランスです!

で、持ち時間の10分を終えてピットに戻ってみるとタイムは最下位!!

わずかコンマ1差ではありましたが間違いなくビリでした(苦笑)

もっとも練習走行での最下位は初めてではなくガミンさんへ期待を込めますが・・・

僅かにタイムアップしたものの順位は変わらず ヾ(´ε`;)ゝ…

もうガミンさんのワンラップアタックに賭けるしかありません!


この日は日が射すものの気温が低く タイヤの熱もすぐに冷めてしまうのか、予選アタックが次々と行われますが軒並み練習走行からはタイムダウンのご様子です。

その中でコーウェン君が唯一 29秒台に届きポールポジションをゲットします!

我らがガミンさんは1ヘアピンでミスをしたようですが辛うじて最後尾を免れ予選11位にて予選終了!

まずはビリを回避できましたが最後尾の車両はキャブに問題を抱えているらしく本調子でない模様。

これは やはり気を引き締めて決勝に臨まないと十分にビリもあり得ますねぇ。。。





















予選順位が決定すると後は120分の決勝レースを残すだけです!

泣いても笑っても 今期最終戦!

有終の美、とまではいかなくとも納得できるレース内容で終えたいものですね♪


我がチームは いつものようにガミンさんがスタートドライバーです!

ダミーグリッドで拳を合わせ双方の健闘を祈ります!


グリッド紹介も終わり2周のローリングの後 レース スタート!!

12台、12チームが120分後のチェッカーを目指します!

ポールショットはBirel High Schoolのヤマスさんが奪い それにSAFTY FASTのマツケラさん、ニコニコAMDのヤマコネンさんが続き

その後に今期のチャンピオンを直接 争うProject Fの鈴マッハさんとALL BLACKSのコイディー君が続きます!

早めに仕掛けたのはマツケラさん、第一ヘアピンの進入でトップを奪取!

このまま独走か、と思いきや ヤマスさんも一定の距離を保ち離れません!

ここで激烈な争いを繰り広げたのが鈴マッハさんとコイディー君!

チャンピオン争いをコース上で直接 つけるかのようなバトルを展開しております。


肝心のウチのチームですが・・・

前回、ワタクシとアベレージがあまり変わらなかったガミンさんですが今日は安定感もあり頼もしい走りです!

前の集団とは少しづつ離れてしまいましたが 元々 絶対スピードに欠けるウチとしては想定内。

ウチの持ち味は ノーミスで かつ なるべく自己ベストに近いアベレージで走り続けること!これしかありません!

幸いなのか、災いなのか、(苦笑)とある事情によりウチはトラフィックにも捕まり難い、とゆう状況にあり

それを最大限に活かすことが一つでもポジションを上げることに繋がるんですね♪


コース上の集団位置とピットの混雑具合を確認したのち ガミンさんを呼び戻しワタクシの第2スティントへ!

レース終了後にガミンさんとも話したのですが 先ほどマツネン君にレクチャーしていただいたことが その通りにできないにしろ 真似事でも実戦的に かなーり有効なことが判明!

え?

何を教わったかって??

言えませんねぇ、それは ( ゚∀゚ )ハァーハッハッ!!


まぁ 見せ場もなくワタクシのスティントが終了!

ガミンさんを送り出し やれやれ状況は とばかりにモニターを確認すると・・・

あれ?

ウチの順位が みるみる落ちてまいります。。。

おっかしぃなぁ??と思い コース上を見ると何事もないようにガミンさんが走り続けております。

そこで もう1回、よーくモニターを見ると・・・

あっ!ウチのポンダ―、計測を拾ってないゾ!? *゚Д゚)*゚д゚)*゚Д゚)エエェェ


すぐさま競技長に状況を伝えて次のドラチェン時にポンダ―を交換していただくことに。

この拾わなかった時間帯はレース終了後、ウチのレースアベレージを積算して充当していただくことになりました!


やがて時間になりガミンさんにピットインのサインを掲示します!

ピットへ入ることを競技長に伝えピットで万全の態勢!


と思いきや・・・


ポンダ―を交換していただき さぁ!乗るぞ〜!

といった段階でワタクシ また やってしまったことに気がついてしまいました。。。

シートに乗り込んだ瞬間、あれ!?いつもよりシートがきつくない!?

そーです、いつぞやも やってしまったリブプロ未装着 (o゚Д゚ノ)ノ

えぇぇい!考えてたって しょーがないっ!このままイクしかないっしょ!!

で、そのままコースインし走りだします。

もう縁石に乗るのもオッカナビックリ!しかもシートに慣れぬ隙間ができて身体が動く!動く!

この影響もあってスティント後半は もうバテバテ。

最後は首が据わらなくなり 首が横Gでフラフラになりながらピットインのサインを待ちます。

結局 サインが出た周には首がグラグラw

神サマ もう忘れませんから許して〜、てな具合w

いつもは片手で合図を返すようにしておりましたが出した片手も風にもっていかれる状態でした (。-人-。) ゴメンネ

























































残すはガミンさん、ワタクシのそれぞれ1スティントづつ!

モニターでの表示では我がチームの順位を読み取れないゆえ なるべく高いアベレージで走り続けるしかありません!

直接 順位争いをしているだろう、と思われるチームの位置を確認し モニターでそれぞれのアベレージタイムを読み取ります!

幸い 相手方チームのエースと思われる方々と遜色のないタイムでラップするガミンさん、ここは相手チームが

スティントを引っ張るならウチもそれに合わせて、の戦略をとりガミンさんにもサインボードで伝えます!

そしてレースも残り20分を切ったころ相手チームさんも動き出します!

すかさずウチもピットへ呼び戻し 5分程度 長めのスティントとなったガミンさんを迎えます!


ピットの交代時 いつものように軽く声を掛け合いながらドライバー交代、今度こそリブプロもして最後のコースインです!

モニターがアテにならないのでガミンさんからは残り時間だけ表示しますから後ろは押えてください、との伝言どおり状況を把握できないまま とにかくアベレージを落とさないように心がけます。

ここでワタクシの前を走るのがSAFTY FASTの みのすけさんでした。

何しろウチと直接 関係ない順位ですしSAFTY FASTさんはチャンピオンの権利を残して この最終戦に臨んでいたはずなので無理に仕掛けるようなことはできません。

もっと自分のアタマが回ればポイント差とラップボードの順位で判断出来たのかもしれませんが今のワタクシには とても無理 (`-д-;)ゞ

この辺りは今後の課題でもありますね。


この後 数台に抜かれ ヘルメットを見る限り 上位チームと思われる車両が大半でしたが 1台だけ「ひょっとして同一周回!?」と思われる車両がありアセりましたが 結局はラップ違い。

最後は背後に気配を感じてブロックライン気味に走っちゃいましたが なんと!これはトップのコーウェン君!

トップだから あえてリスクを負ってまで仕掛けなかったんですねw

妙なラインで走っちゃってゴメンなさい。。。

な訳でトップが ワタクシのすぐ背後でチェッカー!

優勝はBirel High Schoolさんでした!おめでとうございます!

2位争いは そのままチャンピオン争い!

ゼッキーさんがヤマプトンさんを押えて2位に入り同ポイントながら最終戦の順位によりALL BLACKSさんが栄光ある2012年のダンロップ杯 チャンピオンに輝きました!

ナガセさん、ゼッキーさん、そしてコイディー君、チャンピオンおめでとうございます♪


ウチのチームは周回数を補正していただき8位となりました!

リザルト上はトップから1ラップ差でしたけど トップが真後ろでチェッカーでしたから実質上は2周差でございました。

これを同じ正コースで行われた開幕戦と比較しますと・・・

開幕戦はリザルト上 トップと3周差がありました。

今回が実質 トップから2周差とすると 我がチームも少しは進歩できたのではないかと思われます。


シーズンを通して正直 いつかビリになるんじゃないか、なんて心の中で怯えていたこともありました。

でも この日 2012年シーズンを戦い終え そんな思いに そしてD杯とゆう存在に呑みこまれず あくまで楽しく ガミンさんと二人でカートに乗り続けることができました!

これも 色々なカタチでご支援・ご鞭撻いただきました皆さんのおかげかと思います。

改めまして御礼を申し上げます。


2013年シーズンですが・・・

今はまだ具体的に考えておりませんが時間をかけて 金銭・体力・時間・環境、全てを考慮したうえでガミンさんと話しあっていこうと思っております。

2013年、コース上で御会いした際は 皆さん どうか宜しくお願い申し上げます!









チャンピオンは逆転でALL BLCKSさんでした!おめでとうございます〜☆








2012年シリーズの上位3チームさんです!




日頃 皆さんから尊敬の念を一身に集めてるヤマプトンさんに皆さんがお祝いを(笑)




D杯 ベストリザルト!本日は8位でした!




そしてシリーズもギリギリ シングル(苦笑)9位でした〜!




1年間 D杯に呑みこまれず楽しくカートに乗れたのか!?この笑顔を見ればわかりますよね♪




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