16.11.06 FESTIKA Endurance Championship 2016 Final Round







ついに この日を迎えました!

1年を通してフェスティカサーキットさんのFECシリーズを戦い 結局は最終戦で先にフィニッシュしたチームがチャンピオン、とゆう非常にシンプルな展開となりました。


思えば今年の1月、レースどころか まったくカートにも乗る気が無かったワタクシにセバスチャン・グリさんがくれた突然のオファー。

それは考えもしなかった遠方のコース、シリーズへの参戦オファーでした。

あまりに想定外なオファーに とても即答できず 猶予期間をもらって ここフェスティカサーキットさんまで雨の中、走りにきたっけ・・・

道中、雨が降りだし 現地が近づくにつれ雨が強くなり 何度も止めようと思った事か。

でも ここで乗っておかないと たぶん引退だな、と考え直し雨の中 走行したことが もう遠い昔のような気がします。

結局 そこで参戦を決断し うさぎちゃんレーシングのエイジ&ウエイト担当(今年のFECは50歳以上がいるとドラチェン1回免除、自分以外は

比較的軽量ドライバーなので自分の装備重量が加わると更にドラチェン1回マイナス)としてお世話になりました!


開幕戦は凡ミスで優勝を逃したものの チームとしてシリーズを戦えることを実感!

第2戦では早くも優勝することができ ハンデもあって一進一退がありながらシーズン中盤からはポイントリーダーとして 最終戦に辿り着きました!

直接のライバルは このシリーズで毎年のようにタイトル争いを展開し 一昨年もチャンピオンになっているチーム パラダイスさん!

シリーズを通して ちょっと寂しい台数ではありましたが チーム パラダイスさんのような強豪チームと 最後の最後までタイトルを争えるのはチームとしても 個人としても光栄なことですね。


この最終戦は いつもの3時間レースではなく 倍の6時間!

各チーム、そのレギュレーションに合わせて最終戦用のタマを入れてくるようで 我が うさぎちゃんレーシングも頼りになる助っ人を依頼することになりました。

もちろん 予算的にもレギュラー4人では苦しいこともありますが やはり ここ一番で頼りになる方と言えば・・・

あのヒトと あの方ですよ!!(笑)


























助っ人さんは画像でバレちゃいますよね~(笑)

レギュレーション上、誰が適任か、チームでも話し合い まず白羽の矢がたったのは T’z Projct での僚友である しばたまさんでした!

しかしながら なかなか色よい 御返事はいただけずw

チームリーダーのセバスチャン・グリさんとワタクシで代わる代わる 手を替え品を替え口説いていたのですが・・・

チームも諦めかけたレース一週間前!

ダメ元で御話しさせていただき 最後の最後で やっと!6耐デートOKの御返事をいただきました~♪

グリさんも一生懸命 長文ラブレターを書いたようですが既読スルー(苦笑)

「たけぞ~。さん、いったい どうやって口説いたんですか??」って散々 聞かれましたけど

やっぱりレディーを口説くときは その瞳を見つめながら「愛してるよ」って やさしく耳元で囁くしかないでしょ (≧∇≦)キャー♪

まぁ冗談はさておき グリさんより ワタクシのほうが しばたまさんとのつきあいが ちょっとだけ長い、ってことで☆


そして もう一人!

6時間を戦うには もう一人とチームも考えており これもチーム内で あーでもない こーでもない、と話し合った結果・・・

いや 話し合う、ってゆうより これまた あのヒトしかいないでしょっ!って感じだったんですがね!

これまたワタクシにとって侍魂’sでの僚友であったマツケラさん

まだワタクシがレンタルカートレースに出始めた その頃 オートスポーツ杯が開催され その頂点クラスであるGT1で無敵を誇りタイトルを奪取!

その後も レンタルカートフェスティバルをも制し数々のタイトルを手中に収めてきた「チャンピオン請負人」の異名をとる これ以上ない 助っ人さんであります!

これにて リーダーにセバスチャン・グリさん、そして のーりーさん、うさぎちゃん、ワタクシのFECレギュラーに しばたまさん、マツケラさんを加え考えうる最強助っ人さんをメンバーに揃え いざっ!最終戦だぁ~!





















































最終戦のタイムスケジュールを見ると 朝の練習は無しw

こりゃあ練習するには前日入りするしかありませんね!

聞けばマツケラさんも フェスティカサーキットはスポーツカートで一回 走っただけ、とのことで2人で前日入り!

しばたまさんは・・・

何しろ ここフェスティカの2015年のMAXインフィニティ クラス チャンピオンですからねぇ!

ほぼ1年のブランクは気になりますが(笑)

そんなわけで土曜は みっちり1時間、ほぼ乗りっ放し!

あっ3台くらい乗り継ぎましたけど 結構 バラツキあったかな~。

前回の正周りで見つけたラインを再確認♪ちょっとアレンジもしてみたりして♪

ここのN35はハンドル重めなんで1時間 走ったら腕がパンパンw

コジコジさんたちは2時間 走ってるようだけど 若いっていいなぁ(苦笑)


夜は宿が近かったマツケラさんと近所の居酒屋さんへ。

2シーズン、同じチームで走りましたけど サシで呑むのは初めて!

侍魂’sのこと、現状のこと、近い将来のこと、そして もちろん明日のレースのこと・・・

カート談義に花を咲かせて楽しい夜を過ごさせていただきました♪


























































ついに迎えたレース当日です!

実はこの日までマツケラさんは公開していたのですが しばたまさんは決定が1週間前とゆうことで完全な隠し玉(笑)

しばたまさん登場で ざわつくパドック! 「え?!まさか!?MCだよねぇ!?」ってとこでしょうかね♪ (=´ー`)ノ ヨロシク


朝のドライバーズブリーフィングを経て いよいよ練習走行&予選Q1が始まります!

レギュレーション上、練習から決勝第1スティントまでは同じ車両に乗ることになりますが・・・

この時間帯はメンバー全員が乗る必要があるので まずはワタクシが2周ほど。

とーぜんですがタイヤも冷えてますから参考にもならないタイムでした(苦笑)

このあと 3人がショートで乗り継ぎ しばたまさんがアタック!

う~ん、正直、あまりタイムは伸びず、、、

と言うか 全員の見解で明らかにハズレカートなのかな、と。

カートに余裕があれば このQ1は グリさん以外で通過して グリさんにはQ2でアタックしてもらう算段ではありましたが

予選順位でもポイントが加算される このシステムではQ1落ちは 是が非でも避けたいところですw

背に腹は代えられないので Q1最後にエース グリさんがアタック!

いつもはポール争いを展開できるグリさんをもってしてもQ1は辛うじて3番手通過。

上位2台とはタイム差もあり これはカート的に かなりのビハインドを負ったようですね、、、

上位4台が出走するQ2はスリップを使うも やはり3台とは競い合えるポテンシャルはなく予選4位が確定しました ΣΣ( ̄◇ ̄;)!ハウッ!?






























































さてさて 俄かに展開が怪しくなってまいりました・・・

カートにビハインドがある、これはスタート後の第1スティントまで引きずることになります。

チームで話し合った結果、チームとしてはカケに出ることに。

上位3台は好調なカートの様子なので 第1スティントは長めにとると思われます。

待機所にある交換用カートのポテンシャルが まったく分からない状態ではリスクがあるものの それでも現状のカートで上位から明らかに離されていくのは得策ではない、と判断。

スタート直後 1周目でドライバーチェンジ&カートチェンジをすることに。


そこでスタートドライバーは 混戦のポジション取りに めっぽう強い のーりーさんにお願いすることにいたしました!

いつものように2列ローリングでレースはスタート!

上位は まずピットへ入らないであろうと思われますが もし 仮に先、ピットへ入られてしまったら 1台しか交代枠がないので

前車のストップ時間20秒をまるまる待機ロスすることになりますから 出来る限り前で1周目を終えるに越したことはありませんよね!

ここは さすが のーりーさん!不利なアウト側ではありましたが 天下一品のポジション取りで3位で第1コーナーを通過します!

そのままのポジションをキープし ピットイン!

すぐさまグリさんんへチェンジしてコースへ送り出します!

まったく走っていないカートなのでタイヤは冷え冷えだと思いますが3周もすると ほぼ上位2台と同じペースを刻み始め 最初のギャンブルは成功のようです♪


ここからは予定に近いカタチでスティントを回していきます。

カートもチェックし ほぼ好調カートを乗り継ぎ ハイペースで上位を追います!

基本、ウチのチームは他の上位チームと比較すると総ドラチェン回数は多いので 追撃のベースは整いつつありました。


ワタクシの出番は当初 3スティントでありましたが ワタクシが最初に乗ったカートが かなり好調♪

前日の練習ベストで周回でき かつ まだまだタイムも上がりつつあるのを見たのか ピットからは「ロング40分」のサイン Σ( ̄ロ ̄lll) ガビーン

ここのN35は ちとハンドルが重いので この時点で「手、大丈夫かな??(汗」と思いつつ

コース上では 後ろは どんどん離れるし 前は どんどん現れるし ワタクシにとっては めったにあることのない状況に超御機嫌♪

仮に40分 ここで走行すると ほぼワタクシの持ち時間は9割がた消化できるので たま~に手に力が入らず

ハンドルから手が離れてしまう、なぁ~んてことは口が裂けても言えませんが←
すでに言ってるやん 気持ちよく 約40分の担当を終え交代させていただきました~!YE━━━━━━ d(゚∀゚)b ━━━━━━S!!













































この後 圧倒的なレースペースを展開する うさぎちゃんレーシング!

グリさん、しばたまさんは言うに及ばす この日は うさぎちゃんも絶好調~☆

39秒台を連発するとともに この日 レースファステストとなる39秒738をマーク!!


なぜか のーりーさんとマツケラさんの時に シブいカートが当たってしましましたが それでも のーりーさんは40秒2を捻り出したり

マツケラさんに至ってはスティント全体のアベレージをコンマ2以内に収めるとゆう 神業を披露!

やはり この方は「チャンピオン請負人」!

組むたびに教えていただくことが いっぱいありますねぇ w( ̄▽ ̄;)wワオッ!!

この後 実は すでにウチのチームがハマりつつあることを この時点でチームメンバー誰ひとりとして気が付いておりませんでした、、、


レースも後半になる頃には2位パラダイスさんとの差は4ラップ!

残すドラチェンはウチが4回、パラダイスさんが2回とゆうアイパッドの表示!!

単純に1回のドラチェンで1周強、ロスしても まだ1周半程度はリードを保てる展開ですね♪


ただ・・・

この余裕がチームに油断を生むこととなりました。

前半はカートを選びながらドライバーチェンジしていましたが ここまでリードがあれば 多少、ハズレカートを引いても逃げ切れる、と判断。

カート選びより それぞれの走行既定時間を管理する方向へシフトしたのです。

落ちるアベレージ!詰め寄るパラダイスさん!


決定的な事案を知ったのはレースも残り20分とゆうところでした・・・

アイパッドに表示されているドラチェン回数はうさぎちゃんレーシング、パラダイスさん、ともにあと1回!

コース上では1周半程度リードしていながら パラダイスさんは39秒連発で徐々に詰められてはおりましたが残り回数が同じなら、と思っていたところに意外な事実が!?


なんと!アイパッドの表示を頼りに相手チームさんとの差を計っていたにも関わらず オフィシャルさんの入力ミスで すでにパラダイスさんはドラチェン既定回数を終えているとのこと (; ̄Д ̄)なんじゃと?

念のためオフィシャルさんに確認すると やはり・・・

予定では残り13分程度を うさぎちゃんに走ってもらうはずだったのですが コースのグリさんにホワイトボードで指示を出し 出来るだけ飛ばしてもらうことに!

それでもコンマ数秒 詰められる展開に 最後はクロスゲームになることが明らかになってしまいました。

すでに グリさんはコース上、残すドラチェンはウチだけ1回、と ウチは切り札がすでに使えない状況です。

出来るだけグリさんで引っ張ってピットクローズド数分前に うさぎちゃんに行ってもらうことに作戦変更!

正直、ここまで不利な状況にあったら 経験の浅い うさぎちゃんから バトルに強い のーりーさん、修羅場潜りなら マツケラさん、そして しばたまさんにチェンジも考えましたが

ここは チームの将来を担う うさぎちゃんで行く!誰にも相談しませんでしたが ワタクシは そう決めていました。

正直 レースキャリア1年で シリーズの行方を僅か数周、そして冷えたタイヤでの防戦、と荷が重いのは百も承知のうえ!!

うさぎちゃんも 相当プレッシャーがあったと思いますが チーム全員の思いを託してコースへ送り出します!

レースは残り5分をすでに切っています!

チェッカーまで周回にして4周程度ではありますが 相変わらずパラダイスさんは39秒台!

焦る気持ち、グリップしない冷えたタイヤ・・・

残り2周でついにテールtoノーズ!

辛うじて1コーナーには先入できたものの 続く2コーナーでトップ交代、、、

残り1周半、必死に食らいつく うさぎちゃんではありましたが 僅か1.5秒 届かずチェッカー!

6時間を6人で繋いで その差が1.5秒とは・・・


タラ レバ、はいっぱいありますが 結局はパラダイスさんが上手だった、とゆうことですね。

パラダイスさん、シリーズチャンピオンおめでとうございます!

パラダイスさんのような強いチームとシリーズを最後の最後まで戦えたことは光栄です。


そして素晴らしいチームメイトさんたち!

グリさんは今シーズン、ワタクシを再生してくださいました。

のーりーさん、うさぎちゃんは 暖かくチームに迎えてくれました。

うさぎちゃんには最後、大きな大きな仕事を押し付けてしまい 申し訳ないです。

最終戦、一緒に戦ってくれたマツケラさん、しばたまさん。

本当にありがとうございました!

1年を通じて戦ってきたライバルチームの皆さん、オーガナイザーの皆さんにも心より感謝申し上げます!

この悔しさ、無念さは また来年!!!!


















































































































Event2016 TOP