15.03.28 NTC SUPER GT-K SERIES 2015 Round 1
それは とある日の電話から始まりました・・・
降ってわいたような突然のオファー！？
自身のカートライフの中で 強烈に また いつか乗ってみたい、そう思わせてくれたカートでのレース参戦オファーでした！
凄く嬉しかった半面 参戦するレースはレンタルカートフェスティバル（以下 RKF）並みのエントラントが集うハイレベルなレース。
しかも慣れぬ新東京サーキットとあって はたしてワタクシがオファーに応えてチームのお役に立てるのか、
半信半疑ではありましたが せっかく頂いたオファーを 御断りする理由としては情けなさ過ぎますよねｗ
「練習させてくださいっ！」
オファーを受けると同時に そうお願いさせていただきました！
オファーを頂いた そのチームはFusionM@JBさん、昨年から このカテゴリーに参戦しているチームさんです。
もちろん ワタクシに縁も所縁も無いチームなのですが 現在、エースとして在籍しているマツケラさんからの推挙いただいたようです。
ちょうど１年２か月前に RKFへ侍魂’ｓとして参戦するため 新東京サーキットにて初乗りテストした際の印象があったとゆうことでしょうか。
余談となりますが カートライフ上、また乗りたかった車両が このカテゴリーならば もう２度と乗りたくない、と思わせた車両も このカテゴリーだったので、ちょっと複雑な心境ではありますが（苦笑）
普段 レンタルカートしか乗っていないワタクシにとって フレームの差やカートのセットアップだけで これほど違うモノなのか！？
そんな思いを抱いたワタクシにとっても印象深いテストでしたね。
そしてレース本番も２週間前に近づいた３月１４日！
念願の練習日です！
新東京サーキットは４ストが１日 走れる日が限られているとゆうことで貴重な丸一日の練習日となります！
アクアライン渋滞で若干の遅刻気味（汗）でサーキット入りｗ
まずは昨年のRKF以来に御会いする サポートをしていただくJ-BLOOD のジュンペーさんに「お久しぶりです！またヨロシクお願いします！」と御挨拶させていただきました。
また この日 初めて御会いすることになったFusionM@JBのリーダーさんであるFシマさんにも練習、そして翌々週の本番を通してオファーを頂いた御礼を含めご挨拶。
ここから去年とは まったく違ったカートライフの始まりです！
１年２か月ぶりにピットで対面した ジュンペーさんセットアップのルイスハミルトン（以下LH)！
正直、ジュンペーさんセットの このカートででなければオファーを決められなかった、と思うほど強烈なインパクトがあったこのカートにまた乗れる・・・
ジュンペーさんから「新東京はいつ以来？」と尋ねられて「１年２か月ぶりです！」と即答！
口にはしませんでしたが「しょーがねーなー 大丈夫か？コイツ！？」とゆう表情で苦笑いのジュンペーさんでしたが（笑）
ワタクシ自身は またこのカートに乗れる、とゆうだけでワクワクが止まりません♪
この日のテスト詳細には触れませんが 一言でいうと やはりジュンペーさんセットアップのLHは楽しい！につきます♪
１セッションだけ２号機となるトニーに乗せていただきましたが 情けないタイムに終始ｗ
体力も倍近く疲れるとあって 周囲も観かねたか、「たけぞ～。さんはLHのチームですね」と言っていただき ホッと一息・・・
そう！昨年、FusionM@JBさんは１チームのみだったのですが 今年から２チーム体制となり その車両割り当ても兼ねたテストだったんですね～。
この結果、ワタクシは当初の予定どおり、FusionM@JBとして リーダー Fシマさん、エース マツケラさん、Fマキさんの３人さんと組ませていただくこととなりました！
チームは前日の金曜日に もう１回 テストを予定しているそうですが年度末なので この時期 平日の御休みは無理！
おニュータイヤの皮むきはお願いすることとして・・・
あとは当日を待つのみです！
４人で この開幕戦を戦います！
迎えた決勝当日～！
前回のテスト時にハマったアクアライン渋滞をみこして早めの出発！
５時半に家を出て７時前に現着しちゃいました！
この日も相変わらず楽しみ半分、不安半分（笑）
基本 ビビりですからｗ
景気づけに行きがけの車中では 知っているヒトは知っている 天才 武藤敬司の「HOLD OUT」と破壊王 橋本真也の「爆勝宣言」！
次回は蝶野正洋の「ＣＲＡＳＨ」でまいります♪
また誰か面白いプロレスを魅せてくれー！
まぁそんな余計な話はともかく！
聞けば 前日、おろしたニュータイヤを履いたテストではフィーリング的にもタイム的にも あまり芳しくない結果だったらしく ニュータイヤに合わせたジュンペーさんマジックが施されたようです！
これは昨年、茂木でも目のあたりにしたことですがコンディションの変化に対応して細かにセットを変えてゆくジュンペーさん！
これがまた ことごとく決まる！決まる！！
鈍感なワタクシにも感じられるほど走るたびにクルマが煮詰まっていきます！
まさに！ジュンペーさんマジック！
朝の練習走行ではテストで乗っていなかったマツケラさんがフィールチェック！
前日にFシマさんとFマキさんは乗っているとのことなので次はワタクシの番！
事前にジュンペーさんに言われたとおりの挙動が出てはいますが ジュンペーさんいわく 時間とコンディションの変化で落ち着いてくるから、とのことで想定内♪
信頼できる方の言葉って安心できますね☆躊躇なくドライビングに専念できます♪
まぁ ２週間のあいだで ちょっと目がついていかなかったのが想定外でしたが ･･･(･∀･i)ﾀﾗｰ･･･
肝心の燃費ですが・・・
そんなことは ここで書けません（笑）
ドコも同じような感じだと思いますが楽ではない、ってことですね！
いよいよ４時間にわたる決勝レースを迎えます！
チームの原則は基本的に均等割りですから一人が１時間の担当ですね！
これを７回交代で８スティントで回しますので３０分１スティントが ひとつのメドとなります！
まずはスタート！
経験豊富なマツケラさんがファーストスティントを担当！
４番手グリッドとゆう好位置からの発進でしたが すぐ後ろ ６番グリッドからスタートしたReeBAL CafeのヤマコネンさんがGX270パワーを活かし一気にトップへ！
マツケラさんは３～４番手をキープして走行しますが 先頭の２台は逃げにかかります！
このペースはウチのチームが想定していたチームのペースより速かったため無理に追うことはいたしません。
やがてマツケラさんは単独走行となり有効なスリップが使えません。
ここは無理に引っ張らず予定通りの時間でガス給油！
セカンドスティントをFシマさんに託しコースへ送り出します！
このころにはコース上も 至る所でトラフィック渋滞。
今回から 一つクラスが増設され３クラスもあるために 各クラスが混在するため これを如何にさばいてアベレージを確保するか、が重要になります。
ウチのチームの３人は昨年から このクラスを走っているため これを経験済みですが はたしてワタクシは それができるのか ちと不安にｗ
そんなこんなで ドライバーはFシマさんからFマキさんへ！
ここまでSCランをバッチリ給油に活かすことができ レースの流れは良いまま いよいよワタクシのスティントとなりました！
カートは相変わらず好調！
朝のフィールも ジュンペーさんの言ったとおり収まりつつあり周回を重ねられます♪
カートに余裕があるからか クラス下の車両も無理せず、手こずらず、で悩まずにすみました。
同一クラスで ほぼ同一タイムのバトルではブレーキ勝負になりがちですが カートのポテンシャルが高いと 同一クラスでもコーナー進入からラインを考えて立ち上がりで並ぶことを考えると 本当に楽♪
使えるスリップは有効に活かさせていただき走らせていただきました！
体力的に ちと心配もありましたが こんなに楽しく走り切れるとは.+:｡ ｵｵｫヾ(◎´∀｀◎)ﾉｫｫｯ ｡:+
途中、目の前でスピンされ 避けきれず左フロントタイヤを当ててしまい ハブやタイロッドの心配もしましたが大事に至らず！
これは未熟なミスでしたｗごめんなさい(｡･人･`｡))ｺﾞﾒﾝﾈ
これで４人 ４スティント、前半戦 終了です！.
後半スティントはFシマさんから！
Fシマさん、好調に４４秒台をだし ピットでは逆に燃料の心配をするほどの快走です！
このFシマさんをリーダーにFusionのメンバーさんは上を目指すべく やる気に満ち溢れており羨ましい限りですね！
このようなチームで走らせていただいて かつ ジュンペーさんマジックのLH！
ワタクシのカートライフにおいて こんな幸せなことはありません♪
続くスティントはワタクシの２スティント目！
ここまでの燃費はプラスに転じていたものの まだまだ余裕ではありません。
ワタクシに課せられた使命はトラフィックを含めてアベレージを刻みつつ エース マツケラさんに より多くのガスを託すこと！
カートの状態は最初のスティントよりも更に良好♪
ジュンペーさんが言った通り時間の経過とともにタイヤとのマッチングがとれてきたんですね～☆
やがてスティント後半！
ここでワタクシの判断が問われた１件がっ！？
先ほどのスティント同様 第２コーナーでまたまた目の前でスピン車両が！
これを避けることに問題は無かったのですが ワタクシの中で「単なるスピン車両」の認識がありコース復帰してくるものだと判断しておりました。
ところが翌周回も まだ止まったまま！？
え？これはSCもありうる！？
そう思いながらホームストレートを通るもサイン無し。
ここでドライバー判断でピットへ飛び込んでいれば・・・
翌周 ピットインのサインでピットへ入ると運悪く 直前を走行していた車両で給油所枠最後の５枠目ｗ
待機枠になってしまいました・・・
この後 SCランとなったものの 待機した１分以上は痛かった・・・
要反省です・・・
レースも いよいよ終盤です！
燃費も徐々にプラスに転じ ドライバーもワタクシからFマキさんと繋ぎ 最後はエース マツケラさんに！
マツケラさんを送り出し もう給油もドラチェンも無い この時点でウチは５位！
前の４台に給油、ドラチェンが残っているのか 定かではありませんが後はガスを最後まで使って前を追うのみ！
ピットは残り時間と前との差をサインで知らせていると・・・
４位の車両がピットイン、自動的に４位浮上です！
更に３位の車両も最後にドラチェンを残したか、ピットへ入りウチの数秒前でコースイン！
俄然 ３位まで視界に入ってまいりました！
トップはリーバルさんで周回数にも余裕がありガス欠でもない限り安泰。
が、２位から５位までは ほぼ同一周回、かつ どこもガスに余裕はないであろう状況に２位以降の争いは混沌としてまいりました！
３位 あるいは２位までも見えてきたレース残り２０分を切ったころ それは唐突に起こりました・・・
まさかの後方ミサイルによりマツケラさん、チェーン外れでコースオフ！
ジュンペーさんの手により復帰をしたものの これで上位争いからは完全に脱落してしまいました。
その後も諦めずフィニッシュまでカートを導いたマツケラさんですが順位は７位に戻すのが精一杯、これにてレース終了となりました。
当事者となるドライバーさんはフィニッシュ後 すぐに「言い訳もない、ドライバーのミスで本当に申し訳ない」と申しておりましたので
ワタクシの中では消化済みですが 当人の力量、キャリアを もっとも知っているであろうマツケラさんにとってはちょっと複雑ですね。
結果は残念なことになりましたが それでもその位置で最後まで戦えたのは事実、これは大きいと思います！
自身は正直、まだまだ出来る課題があるので 次に御声掛けいただけた際は 課題をクリアすべく頑張りたいですね！
その課題はジュンペーさんからも指摘されそうですが（笑）
最後に このレースに参加する際にお世話になりましたFusionのメンバーさんには大変 感謝しております、本当にありがとうございました。
また練習からレースまで面倒をみていただいたJ-BLOODさん、大変お世話になりました。
また呼んでいただく機会がございましたら その節はまたヨロシクお願いいたしますね！
今回はワタクシがカメラマンなのでワタクシの画像はマツケラさんに撮っていただきました！
やがて「運命の第２コーナー」へ
無念のチェーンハズレでストップ・・・
数周のロスの後復帰！７位で４時間経過！チェッカーです！
新設のGT2クラスは同じJ-BLOODサポートのARK GT2 JBさんが優勝！おめでとうございます！
GT1クラスの４位～６位 ４位 Xanaduexさん、５位 ｱﾗﾌｫｰｽﾞ＠NSPさん、そして６位 兄弟チームのFusion66RKでした！
GT1クラス優勝はReeBALCafeさん、２位 K5-EVO＠GENさん、３位 ｱｳﾃｨｽﾀMSさんでした！おめでとうございます！
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